綿 (ワタ) とは何か?
ー?→
現代の日本では、
綿 (ワタ) というと「木綿 (もめん / キワタ) 」を指す場合が多いといいます。
⇔ ところが、
古代 ~ 中世までの日本では、
綿 (ワタ) というと『真綿 (まわた) 』を主に指していたようです。
木棉 (キワタ) は植物繊維、
真綿 (まわた) は動物繊維。
↑ 蚕 (カイコ) の繭 (まゆ) から真綿 (まワタ) 。
… 綿 (ワタ) とは →
繊維状のものが絡まりあって「ひとまとまりの状態」になっているもの。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/綿
と、あります。
(・・? 繊維状の綿 (ワタ) といえば?
ー;→
(・・; これまで;
どうやら? 綿 (ワタ) は 繊維の「状態」の事で、繊維の『原料』とは無関係のようです。
━↓─━─扉─━─↓━
ー 繊維について ー
日本に古くから使用されていた繊維は、木の糸 (樹皮繊維) → 麻の糸 (草皮繊維) → 絹の糸 (動物繊維) → 木綿糸 (植物繊維) → と順序であったようです。
… 室町 ~ 戦国時代に →
海外から綿花が輸入されて以来、綿 (ワタ) というと「木綿 (もめん / コットン) 」と定着するようになったようです。
木綿の特徴は、風を通しにくいため → 船の帆 または暖房衣服。肌触りが良く動きやすいので → 兵服。そのほか、火縄銃の素材などにも多用されたといいます。
日本に木綿が普及 (重視) された戦国時代は織田信長の時代。そのため、織田信長の拠点であった尾張国の周囲には『綿花栽培』が奨励されたといいます。中でも、尾張国の鳴海町や有松町 辺りは綿花栽培に適した地で、綿花から採れる木綿は火縄銃の原料にもなったといいます。後ほど、織田信長の時代が終わると →「鳴海絞り」→「有松絞り」などに進展して行ったようです。
ー →
織田信長といえば
「桶狭間の戦い(1560年)」と事で知られています。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/桶狭間の戦い
「桶狭間の戦い」が起きた場所は、現在、愛知県名古屋市緑区有松町桶狭間。と住所になっており、いまでも「鳴海・有松絞り」という看板をかかげたお店があるようです。
(・・!いわば!?
「桶狭間の戦い」は『木綿の戦い』であった可能性も考えられます。
*まことか否か?
ー・→
ー 利点と欠点 ー
木綿の利点は水分を吸収するため手拭い (ハンカチ) として使用される反面 ⇔ 水分をよく吸収する事が欠点に映る事もあったといいます。
木綿は火縄銃の素材にも使用されていましたが 火縄銃は 雨 を 苦手としていたようです。
ー →
織田信長といえば
「長篠の戦い(1575年)」と事でよく知られています。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/長篠の戦い
「長篠の戦い」では、
織田軍 ( ) と武田軍 ( ) が衝突 その結果、織田軍 (鉄砲隊) が武田軍 (騎馬隊) に勝利しました。
実はそのとき!
武田軍 (騎馬隊) は「馬」ではなく ⇔『ホース』を使用していれば 織田軍 (鉄砲隊) に勝利できたとも云われています。
―…―…→→
(・・; 内容は飛んでいますが;
どうやら? 綿 (ワタ) と言葉の中には、植物繊維、動物繊維、合成繊維、化学繊維が含まれているようです。
ー↓ー↓ー
今度は、
「綿 (ワタ) 」→『綿糸 (めんいと) 』と記された場合は? と疑問が思い浮かんで来ました。
ー↓ー↓ー
net 上には、
… 真綿について →
ー;→
(・・; あんなにも;
かわいかった 繭 (まゆ) が;
ー;→
━↓─━─扉─━─↓━
ー?→
ー;→
(・・; これまで;
蚕 (カイコ) の繭 (まゆ) から採れる「繭糸 ≒ 生糸」は『絹糸』と誤解していました。
*練糸 ≒ 絹糸
【練糸 (ねりいと) 】
【精練 (せいれん) 】
精一杯 → よく練る 事。
【練 (ね) る】
硬い物を柔らかく →「しなやか / なめらか」にする。鍛 (きた) える → 鍛練。磨 (みが) く → 研磨。念入りに仕上げる。
例 : 土をこねる、糸を練る、鉄を錬る、皮革を鞣 (なめ) す、計画 / 構想を練る。
… 絹糸の精練では →
繊維に付着している脂質やタンパク質を取り除く作業を指し、生糸 (繭糸) に含まれているセリシン (タンパク質) を精練 (除く) すると練糸 (絹糸) ができる。と事です。
*研磨作業 → 光沢。
━↓─━─扉─━─↓━
ー まとめ ー
糸の原料である 繊維を撚 (よ) り合わせることを「紡 (つむ) ぐ」、引き伸ばすことを「績 (う) む」といい、原料の繊維から糸の状態にするまでの工程を『紡績 (ぼうせき) 』 ⇔ 蚕の繭から出る生糸を数本まとめて撚 (よ) る工程を『製糸 (せいし) 』といいます。
ー・→
「綿糸」と言葉の中には、
ー!→
*綿糸 ≒ 木綿糸とは限らない?
(・・; これまで;
蚕 (カイコ) の繭 (まゆ) から採れる「繭糸 ≒ 生糸」は『絹糸』と誤解していました。