2024年2月〜5月ころ、
そば粉で「焼きパン」や『蒸しパン』を作る実験をしていました。
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「焼きパン」と『蒸しパン』を比べて見ると 食す時の温度は『蒸しパン』の方が温かく。また調理温度は、焼きパンや揚げパンの方が高温だけど ⇔ 蒸しパンの方が長時間温かいように感じました。
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(・・? 人の体も?
パンと同じ状態といいます。
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詳しくは解りませんが、
「焼きパン」と『蒸しパン』は「熱伝導性』が異なり、「熱伝導性』には「乾熱」と『湿熱』があり。ストーブは乾熱 ⇔ 湯船は湿熱・カイロは乾熱 ⇔ 湯タンポは湿熱・など。水分の熱伝導率が影響しているようです。
水分は空気の20倍『熱伝導率』が高いので、同じ温度でも → 25℃ の教室よりも < 25℃ のプールの方が冷く感じる 50℃ の砂漠よりも < 50℃ の機関室 (エンジンルーム) の方が熱く感じる といいます。
焼きパンは →
フライパンやストーブ・エアコン・カイロ・
等の熱伝導。
蒸しパンは →
蒸し器や湯船・岩盤浴・湯たんぽ・等の熱伝導。
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焼きパンは表面はコゲているけど内側はマダの時も ⇔ 蒸しパンは芯まで温かい。
ストーブやエアコンは部屋から出ると寒い ⇔
湯船やサウナは部屋から出てもしばらく温かい
。
… 最近では →
小豆カイロ・玄米カイロ・米ぬかカイロ・
コンニャク湿布やヨモギ蒸し・など。湿熱タイプの温熱法が流行しています。
小豆カイロや玄米カイロは、
加熱すると → 小豆や玄米の水分が蒸気となつて湿熱作用を持ち。蒸発した小豆や玄米は時間がたつと再び空気中の水分を吸って元に戻る仕組みで。250回くらい再利用できる。
コンニャク湿布は、
水分の吸収作用を持つコンニャクに「蒸気や水分」を含ませながら温め → 使用時はコンニャクの蒸気で湿熱作用 ⇔ 体の毒素を吸収する作用を持つ。ので、使用したコンニャクは食す事はできないけど、冷蔵庫保管で10回くらい再利用できると云います。
小豆カイロや玄米カイロは20分くらい、コンニャク湿布は30分くらい保温できるけど ⇔ コンニャク湿布よりも小豆カイロや玄米カイロの方が再利用できる回数が高い。小豆カイロや玄米カイロは、使用状況や保管状態によつて『カビ』が生える事が欠点と云われています。
またまた
この度の湿布作りとは関係ありませんが、カビ問題とともに 小豆や玄米 (お米など) には重要なキーワードが隠れており。そのキーワードの特徴をしると!?色んな応用になるかもしれません。
加熱した小豆や玄米は、水分の作用とともにデンプンの作用も特徴的で 小豆や玄米に含まれるデンプンは水に溶けにくい「β-デンプン」だけど、加熱すると糊化 (α 化) して水分を吸収して『α-デンプン』になる。 冷めると老化 (β 化) して再び「β-デンプン」に戻る。
α-デンプンは体にも吸収されやすく血糖値を上げるGI値も高まる。α-デンプンは水分を含んだまま冷めると再び「β-デンプン」に戻るという性質 (再β化) があるといいます。
再β化したデンプンは、
GI値が弱まり、体への吸収がされにくい難消化性デンプン (発酵性食物繊維 / レジスタントスターチ) とも呼ばれているので。血糖値が高めの方は、お米を炊いた後に保温せづ、いったん冷ました後に温めるとGI値の低い食事ができるようです。
https://pocketmedica.jp/recipe/point_detail/27/
デンプンは加熱すると糖質 冷めると食物繊維。という「2面性』が見られようです。
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この度の湿布作りとは関係ありませんが、そうしたデンプンの「2面性』を知ると?少し関係あるようにも思えて来ました。
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… この度は →
「コンニャク湿布」と『お米カイロ』を合わせたような「そば湿布』を作る事にしました。
そば粉 (デンプン) を用いた『黄色麹』を粘土状にして『そば湿布』を作ります。
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「紙粘土」は乾燥して固まるけど ⇔『油粘土』は再利用できるので、糊化 (α 化) して粘土状にした『黄色麹』に そば粉と酸化作用のあるオリーブオイルと大豆のレシチンを混ぜ合わせて『油粘土』を作って見ました。
油粘土に打ち粉 (そば粉) で延ばします。
緑化テープ (幹巻きテープ) で型崩れ予防をして見ました。
糊化 (α 化) した粘土は『もちもち』しているので、冷めて老化 (β 化) するまで緑化テープ (幹巻きテープ) で『くっつき防止』しました。← 冷めるとくっつかなくなります。
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糖化 ≒ 糊化 (α 化) ? したデンプンは風化するとカビが生える。と云います。そのため、『黄色麹』に防カビ・防虫・抗菌作用を持つ『月桃 (サンニン) の葉』と抗酸化作用と抗炎症作用を持つ『枇杷の葉』エキスを加えて防カビ対策の『粘土』を作る計画を建ていました。
後ほど気付いたお話
『月桃の葉』と『枇杷の葉』エキスは35度の焼酎 (ホワイトリカー) で抽出していた事です。
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上記の『黄色麹』には、そば粉 (デンプン質) と米麹と味噌 (麦と麹) が含まれている事が酒税法に触れてしまうようです。
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果実酒には、
アルコール度数 20度 以下の「ワイン」と 20度 以上の『リキュール』があるといいます。
酒税法では、
アルコール度数が 20度 以下の酒類で梅酒 (果実酒) を製造する事を禁じており。また、ブドウや米・麦・アワ・ヒエ・米麹・その他デンプン質と酒類を混ぜる事。2種類以上の異なる酒類を混ぜて製造する事を禁じているといいます。
例えば、
アルコール度数が 20度 以下の「みりん」や日本酒で梅酒 (果実酒) を製造すると「みなし製造」に当てはまるので逮捕される事もある。との事。
そのほか、カクテルなど →2種類以上の異なる酒類を混ぜて、その時に飲むは大丈夫だけど ⇔ 翌日に飲むは「みなし製造法 (作り置き) 」に当てはまるので逮捕される事もあるといいます。
焼酎 (ホワイトリカー) で抽出した『月桃の葉』と『枇杷の葉』エキスと そば粉 (デンプン質) と米麹と味噌 (麦と麹) が含まれている『黄色麹』を混ぜ合わせると ; 大変な事 (酒税法違反) になってしまいます
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予定を変更して、
防カビ・防虫・抗菌作用を持つ『月桃 (サンニン) の葉』で粘土 (そば湿布) を保管する事にしました。
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カビの温度と湿度 →
カビは0 ~ 40度で育つ菌で、最適温度は25 ~ 30度。湿度が65%を超えるほど繁殖スピードも上がるので、5月6月の梅雨時はカビにとつて最適な環境。
カビの栄養 →
カビが特に好むのは糖質・脂質・タンパク質なので、それらを含む人の垢 (アカ) やフケ、髪の毛、皮脂、石鹸カス、ゴミやホコリ、塗料、壁材までも栄養にする。
カビの pH →
カビは pH4.5 弱酸性の環境を好むのでアルカリ性のアルカリ電解水を苦手としている。
といいます。
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まだ実験中ですが、
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加熱によつて糊化 (α 化) した粘土 (そば湿布) は『もちもち / くっつく』ので、タオルに包んで。老眼とドライアイ対策に目を温めて見ました。
(・・; 実はというと ;
その後 眠ってしまい 何分くらい保温できるのか 解りませんが、20分 〜 30分は保温できるように思います。
目は潤いました
みなさんもお試しください。